「犬の動物学」 味覚
犬の味蕾(味を感じる細胞)は人の五分の一しかありません。
ですから、犬は味に鈍感です。あまり味にはうるさくありませんし、実際によくわからない
らしいのです。
「ウチのワンちゃん ドックフードの好みがうるさいのよ」なんてよく言いますが、これは
ニオイで決めているようです。「これはまずそうだ・・・」なんて。
また、果物が好きなワンちゃんがいますが、これは飼い主がいつもおいしそうに食べて
いる姿を見て、それを観察した結果なんですね。
味音痴な舌だけど・・・
犬の舌には味覚以外に重要な役割があります。それは体温調節ですね。
犬には汗腺がないために、人間のように汗をかいて体温調節ができません。
そのため犬は舌で体温調節を行っています。
暑い日はハアハアと速い呼吸を行うことで、舌を含む粘膜から熱を発散しています。
また傷口を舐めて清潔にしたり、毛の手入れなども舌の役割ですね。

