「犬の動物学」 いつおしっこ・うんちするのかな?
次に、どうしたら、「トイレでおしっこ・うんちさせ、誉めるチャンス」を作ってあげられるの
でしょうか?
そのための工夫をご紹介しましょう。
トイレトレーニング開始時点において、日に何回かはトイレで排泄することがある犬は、
そのときを逃さずに誉めてあげましょう。
そうではない場合には、「トイレで排泄」を誉めてあげようにも、ただ待っているだけでは
トイレで排泄してくれません。
そこで・・・、
「排泄しそうなタイミングでトイレに連れていく」ということが大切になります。
その「排泄しそうなタイミング」はどうすればわかるのでしょうか?
あなたの犬は毎日何回くらいおしっこ・うんちをしているでしょうか?
健康な状態であれば、おとといのおしっこは3回だったのに、昨日は15回。
今日は1回もおしっこしなかった・・
なんていうことはなく、同じくらいの回数で定期的に排泄が起こります。
そして、こんな風に眺めてみると、規則性が見つけやすいでしょう。
○おしっこ・うんちの時間間隔を見てみましょう。
たとえば、1日3回うんちする犬の場合、午前中に3回、それ以降は全くしなかった。
このようなことはあまりなく、午前中・午後・夜1回ずつ、というように、ある一定の
時間間隔があるものです。
何時間間隔くらいで排泄しているのか、おしっこ・うんちごとに見てみましょう。
○食餌や水分摂取と、おしっこ・うんちの関係を見つけてみましょう。
食事をしたり、水分を摂取した後、どのくらいの時間をあけて排泄をしているでしょうか?
それがわかれば、その時間にトイレに連れていってあげることができます。
食べたり、飲んだりするとすぐに排泄したり、食べている最中に排泄する子犬もいます。
トイレの近くで食事をさせ、いざというときにすぐにトイレに連れていってあげられるように
してもいいですね。
○寝起きに気をつけてあげましょう。
寝起きに排泄する傾向はないでしょうか?
もしそうであれば、寝起きには必ずトイレに連れていってあげるといいでしょう。
○遊びなど体を動かしているとき、またはその後に排泄する傾向はないでしょうか?
体を動かすことが排便を促すことがあります。こういう傾向が見られるときには、
トイレから離れた場所で遊ぶのをやめ、犬をよく観察しうんちのかまえを見せたら、
すかさずトイレにのせてあげるといいでしょう。
最終目標は、「おしっこ・うんちがしたいと思ったときに、自分でトイレに行って排泄すること」
・・・でしたね。
トイレに連れていって排泄したのでは、最終目標とは違う! と思われるかもしれません。
それでも誉めてあげていいのです。
たとえ、失敗寸前の状態で抱き上げ、トイレに慌てて乗せたようなときにも、あたかも犬が
自分でトイレに行ったかのような気持ちで「よくできたね!」と心から誉め、ご褒美をあげて
ください。
そういう過程を経て、「どうすれば誉めてもらえるのかわかったよ!」と自分でトイレに行く
ようになっていきます。

